更年期障害とは?よもぎ蒸しで体の内側から改善!

更年期障害とは、40歳を過ぎた頃から現れるさまざまな身体的・心理的な不調を指します。
近年では心の不調に焦点が当てられ、イライラや集中力低下などが主な症状として増加している傾向があります。
個人によって症状の程度は異なり、自覚症状がほとんどない方もいれば、重度の症状で日常生活に支障をきたす方もいます。
そこで今回は、更年期障害についてと、その解消方法として注目されている「よもぎ蒸し」をご紹介いたします。

更年期障害とは

更年期
更年期とは、閉経前の5年間と閉経後の5年間の合計10年間を指します。
この期間にはさまざまな症状が現れますが、他の病気とは無関係のものを「更年期症状」と呼び、その中でも日常生活に重大な影響を及ぼす状態を「更年期障害」と言います。
更年期障害の主な原因は、女性ホルモンであるエストロゲンの大きな変動と低下です。
これに加えて、以下の要因が複合的に関与して発症すると考えられています。

  • 加齢などの身体的な要因
  • 成育歴や性格などの心理的な要因
  • 職場や家庭における人間関係などの社会的な要因

更年期障害は女性の生涯において重要な段階であり、その症状や影響は個人によって異なります。
しかし、適切な理解とサポートが行われれば、症状の緩和や生活の質の向上が期待できます。
これにより、女性は更年期を積極的に受け入れ充実した人生を送ることができます。

更年期障害の症状

更年期障害

初期の段階では月経の異常や周期の不規則さが現れ、数ヶ月から数年かけて落ち着いていくことが多いようです。
更年期障害における一般的な症状は、ホットフラッシュ(ほてりやのぼせ)と汗です。
ホットフラッシュは30秒から5分ほど続き、その後に悪寒を感じることもあります。
その他の症状には、頭痛、肩こり、倦怠感、不眠、悪寒、めまい、動悸、精神不安、関節痛、筋肉痛、抑うつ、耳鳴り、下腹部痛、残尿感、子宮出血、疲労などがあります。
これらの症状が現れる原因は、卵巣の老化によるエストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌が減少し、自律神経の調節が乱れるからです。
このような不快な症状は、平均して約5年間続くことが報告されています。
自律神経とホルモンは微妙なバランスの乱れでも不調を引き起こします。
特に体を冷やす食事や飲み物は血液やリンパの循環を悪化させ、過食や運動不足により体内の老廃物が蓄積されます。

よもぎ蒸しのすごい効果

漢方

更年期は女性ホルモンの分泌が低下しそのバランスが崩れることにより、さまざまな症状が現れます。
そこで、婦人系の疾患の負担を軽減する目的で開発されたよもぎ蒸しは更年期障害の症状改善に最適です。
ここからは、よもぎ蒸しの効果を紹介していきます。

ホルモンバランスが整う

よもぎ蒸しは内分泌ホルモンの調節に寄与し、女性の機能やホルモンに働きかけます。
そのため、更年期障害などホルモンバランスの乱れによる問題に対して効果的です。

デトックス効果

よもぎ蒸しを行うことで血流が改善され、低下していた機能が活性化し始めます。
体内に滞っていた老廃物や毒素が分解され、大量の汗をかくことで排出されます。
この効果により体が軽くなる感覚を味わえます。

リラックス効果

よもぎや他のさまざまなハーブの香りにより、心が穏やかに落ち着きリラックスすることができます。
また、豊富な汗をかくことで心もスッキリとリフレッシュされます。
心身ともに爽快な状態を実感することができます。

よもぎ蒸しのやり方

専用のマントに着替えて、よもぎや他のハーブを煮立てた椅子に座ることで直接蒸気が陰部に当たります。
この方法により、粘膜を介してハーブ成分を効率的に吸収することができます。
顔が出ているため、サウナが苦手な方でも快適に受けることができます。また、マントの中に充満した蒸気を全身で浴びることができます。
他のサウナや岩盤浴、ゲルマニウム温浴などと比べて、体外からだけでなく体内からも温まります。これにより、体質改善や美肌効果、リラックス効果を促進します。

よもぎ蒸しで更年期と上手に向き合おう

よもぎ蒸し

よもぎ蒸しによる下半身からお腹の温めにより体温調節が改善され、個人差はありますが、ホットフラッシュや多汗の軽減が期待できます。
また、よもぎに含まれるシオネールという香り成分により、イライラなどの精神的な不調が整えられ自律神経もバランスが取りやすくなります。
よもぎのパワーは更年期障害の苦痛を和らげるために役立ちます。
更年期障害の症状を少しでも軽減させたい方は、ぜひよもぎ蒸しを試してみてください。

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