自律神経の乱れを整える4つの方法|おすすめのツボや漢方も紹介

女性

最近、次のような症状に悩まされていませんか?

  • 頭痛や吐き気がする
  • 眠りが浅い
  • イライラや涙が込みあげてくる

心身に不調があると「もしかして、何かの病気かな……?」と不安が増していき、症状がどんどん重くなっていく気がしますよね。

そこで今回は、つらい不調を改善する「自律神経を整えるおすすめのケア方法」を4つご紹介します

原因や症状も詳しくご紹介するので、ぜひご自身のセルフチェックも兼ねながらご覧ください。

自律神経とは?

水晶玉

自律神経とは、簡単にいうと「自分の意思ではコントロールできない機能を動かす神経」のこと。
自分の意思ではコントロールできない機能には、たとえば次のようなものがあります。

  • 心臓の動き
  • 血管の動き
  • 呼吸
  • 体温調整
  • 消化・吸収

また、自律神経には次の2種類があり、それぞれに相対的な役割があります。

役割

具体的な働き

①交感神経心身を緊張させる
  • 心臓を速く打つ
  • 呼吸を速くする
  • 血管を収縮する
  • 心の危機感を煽る ……など
②副交感神経心身をリラックスさせる
  • 心臓をゆっくり打つ
  • 呼吸を深くする
  • 血管を弛緩する
  • 心の緊張を緩める ……など

これらのバランスが乱れることで、無意識のうちに鼓動が速くなったり、心が不安定になったりすることも……。
これが「自律神経の乱れによる不調」の正体です。

自律神経の乱れの主な症状

自律神経が乱れると、主に次のような症状があらわれます。

☑︎疲れやすい
☑︎めまいがする
☑︎手足が冷たい
☑︎肌が荒れやすい
☑︎動悸・息切れがする
☑︎頭痛・肩こり・腰痛がある
☑︎眠れないor朝起きられない
☑︎気分が落ち込みやすい
☑︎怒りが込みあげてくる

上記に当てはまる数が多いほど、自律神経が乱れている可能性が高いです。
なかでも「真面目な方」や「几帳面な方」は、自律神経が乱れやすい傾向があります。

自律神経が乱れる主な原因

自律神経が乱れる原因は、主に次のようなものがあります。

心理的ストレス
  • 仕事の人間関係
  • 家庭内の問題
  • ハラスメント
  • 結婚・出産
  • 昇進 ……など
身体的ストレス
  • 運動不足
  • 睡眠不足
  • 長時間労働
  • 病気・ケガ
  • 月経・更年期 ……など
不規則な生活
  • 夜更かし
  • 昼夜逆転
  • 不規則な食事 ……など

上記以外には、スマホや電子レンジなどの電磁波により頭痛やめまいを引き起こす「電磁波過敏症」も、自律神経の乱れの原因となり得ます。

自律神経を整える4つの方法

女性

自律神経を整えるには、まずは原因となるストレスを解消することが大切です
しかし「いきなり仕事や生活サイクルを変えるのは難しい……」という方も多いでしょう。

そのような方は、ぜひ次の4つのケア方法を試してみてください。

  • ツボ押し
  • 漢方
  • お灸
  • よもぎ蒸し

それぞれ試してみて、ご自身に合うケア方法を探してみましょう。

①:ツボ押し

今すぐ取り入れやすいのが「自律神経に関係が深いツボを押す」ケア方法です。
自律神経の乱れにおすすめのツボは次の2つ。

ツボの位置

改善が期待できる症状

太衝(たいしょう)太衝(たいしょう)

足の親指と人差し指が交わる凹み部分

  • 冷え
  • 頭痛
  • 不眠
  • 肩こり
  • 眼精疲労
  • ストレス ……など
天柱(てんちゅう)

首の付け根の真ん中にあるくぼみから指1本分外側

  • 肩こり
  • めまい
  • 冷え
  • 眼精疲労
  • 緊張・不安 ……など

画像引用:EPARKくすりの窓口

太衝や天柱は、自律神経の乱れによる頭痛・冷え・ストレスなどの緩和に効果的です
定期的にもみほぐすことで身体の血流がよくなり、副交感神経が優位に働きます。

②:漢方

東洋医学では、自律神経が乱れる主な原因は「気(き)や血(けつ)のトラブル」だと考えられています
気や血を改善に導く、自律神経の乱れに有効な漢方薬はこちらです。

改善が期待できる症状
酸棗仁湯

(さんそにんとう)

  • 不眠症
  • 精神不安
  • 神経過敏 ……など
苓桂朮甘湯

(りょうけいじゅつかんとう)

  • めまい
  • 頭痛
  • 動悸 ……など
柴胡加竜骨牡蛎湯

(さいこかりゅうこつぼれいとう)

  • イライラ
  • 精神不安 ……など
加味逍遙散

(かみしょうようさん)

  • 月経不順
  • 更年期障害 ……など

漢方薬は、食前や食感などの空腹時に飲むと効果が高まります
独特の匂いや味が苦手な方は、オブラートに包んだり錠剤タイプの漢方薬を選んだりなど工夫してみましょう

③:お灸

緊張やストレスにより身体(とくに背中)がガチガチに固まると、自律神経の働きが阻害され、心身のバランスが崩れやすくなります。
背中の上半分にはメンタルに関わるツボがいくつかあるため、そこをほぐしたり温めたりして、自律神経を整えていきましょう

自律神経を整えるのにおすすめなのは「肝兪(かんゆ)」という、肩甲骨の下辺りにあるツボです。
ストレッチやヨガなどで身体を全体的にほぐしてから、お灸でツボにアプローチすると、より効果が高まります

④:よもぎ蒸し

よもぎ蒸しの「シネオール」という香り成分に包まれるのも、自律神経を整えるのに効果的です。

シネオールには交感神経の働きを抑え、副交感神経の働きを高める作用があります
リラックス効果に優れているため、不眠症に悩まされている方やストレスに苛まれている方におすすめです

実は、お灸に使われている「もぐさ」も、よもぎ蒸しに使う「よもぎ」と同じものです。
よもぎは漢方薬の材料としても使われるほど薬効成分に優れているため、よもぎを蒸気で浴びることで、全身に嬉しい効果を実感できます

よもぎ蒸しの効果を詳しく知りたい方は、ぜひ下記の記事もあわせてご覧ください。

まとめ

自律神経の乱れを感じたら、まずは「ストレス解消」や「規則正しい生活」を心がけましょう
また上記に加えて、今回紹介した4つのケア方法も試してみてください。

  • ツボ押し
  • 漢方
  • お灸
  • よもぎ蒸し

なかでもよもぎ蒸しは、高いリラックス効果やデトックス効果が期待できます
自律神経の乱れを感じている方は、ぜひよもぎ蒸しを日常に取り入れて、凝り固まった心身を優しくほぐしてあげてくださいね。

コメント