気温の変化が激しいと、寒暖差による不調やアレルギーに悩まされることも増えてきます。
自律神経が乱れ、免疫力が低下しがちになりこれらがアレルギー症状を悪化させる原因のひとつにもなります。
今回は、寒暖差による不調を改善していく効果的な方法をお伝えしていきます!
気温の変化により引き起こされる心身の不調
春から梅雨の時期は、最高気温と最低気温の温度差で寒暖差疲労になりがちです。
心と体の不調について
心の不調
・イライラや不安感
・集中力の低下
・睡眠の質の低下
体の不調
・倦怠感
・疲労感
・頭痛
・めまい
・肩や首のこり
・手足の冷えやほてり
・便秘や下痢
これらの症状は、寒暖差による自律神経や血流の乱れが引き起こしています。
「寒暖差が引き起こすアレルギー」種類と対策

最近、鼻水、鼻づまりがひどくなって、手足や背中が痒くなるの。毎日換気もしてるのに、、、

実はそれ寒暖差によるアレルギーかもよ。ハウスダストや湿気とは全く関係なく、気温差が不調やアレルギーを引き起こすのよ。

原因が気温差だったなんて!なんだかホッとしたわ。
身近にできる寒暖差対策
寒暖差アレルギーは、日々の生活習慣を見直すことで症状を改善できます。
温度差をできるだけ小さく
・室内外の温度差は7℃以内に調整
・朝晩はアウターを羽織ったり、冷える日はもう1枚インナーを
自律神経を整える
・ストレスフルでない規則正しい生活
・ウォーキングやストレッチなどの定期的な軽い運動
・湯舟であたたまろう
・短時間でもいい自分だけのリラックス時間
鼻や喉のケアをする
・マスク着用で冷たい空気を吸い込まない
・こまめな水分補給
・加湿器で過度な乾燥防止
食事で体質改善
・生姜、唐辛子、根菜類などのポカポカ食材を
・納豆やヨーグルトによる腸内環境の改善・維持
デスクワークに多い咳の症状。漢方薬で改善しよう
参考:https://www.tsumura.co.jp/brand/products/kampo/090.html
寒暖差が激しい季節に、たんを伴う咳にお悩みの方へ
今回は「清肺湯(せいはいとう)」のご紹介です。
漢方医学では、体を潤す「水」の概念があります。
「水」が不足することで気管支に熱が溜まりやすく
のどの乾燥や痰の増加を引き起こします。
清肺湯(せいはいとう)は「水」を補いながら、気管支を潤し、溜まった熱を鎮めることで、
粘り気の強い黄色っぽい痰を伴うせきを改善します。
眠くならないので運転前に飲んでも安心です。
のどや気管支のケアに漢方薬を取り入れてみてはいかがですか。
寒暖差アレルギーに「よもぎ蒸し」が効く理由
寒暖差アレルギーは、気温の急激な変化によって自律神経が乱れることで発症します。
鼻水・くしゃみ・鼻づまりなどの症状が出るものの
花粉やハウスダストのようなアレルゲンが原因ではないので、一般的なアレルギーとは異なります。
そんな寒暖差アレルギーの対策として、よもぎ蒸しはとても効果的です。
よもぎ蒸しの効果
・自律神経を整える
寒暖差によるストレスで乱れがちな自律神経を
よもぎ蒸しの温熱効果でリラックスさせてバランスを整えます。
・ 血流を促進し、冷えを改善
寒暖差アレルギーは、体温調節がうまくいかなくなり悪化しやすくなります。
よもぎ蒸しは体を芯から温めることで、血流が良くなり冷えを防ぎます。
・ 抗炎症作用で鼻や喉の不快感を軽減
よもぎに含まれるシネオールという成分には
抗炎症作用・鼻や喉の粘膜を潤して炎症を抑える効果が期待できます。
・デトックス効果で体質改善
よもぎ蒸しは発汗を促し、体内の老廃物を排出します。
そのため免疫力を高めて寒暖差アレルギーの症状を軽減します。
・ ストレス緩和&リラックス
寒暖差によるストレスが自律神経を乱す原因のひとつです。
よもぎ蒸しの温かさと香りが心を落ち着かせ、リラックス効果をもたらします。
まとめ
春から梅雨にかけて起こる寒暖差によるさまざまな不調。
それらは身近な生活習慣の見直しで改善していくことができます。
辛い寒暖差アレルギーは漢方薬やよもぎ蒸しを取り入れることで
緩やかに治癒力をあげていける効果的な対処法です。
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