寒い冬から、芽吹きの春へと活動が始まっていく季節。
もしかしたら、しつこく繰り返す「ニキビ」や「乾燥」などの肌荒れに悩まされてませんか?
繰り返す肌荒れは、顔や身体だけでなく、精神も不安にさせやすいもの。
早めに改善をして、新生活を送りたいですよね。
そこで今回は、春に起こりやすい4つの肌トラブルや、肌荒れを起こす4つの原因などを紹介します。
おすすめの解消法もあわせて紹介するので、肌の“ブツブツ”や“ヒリヒリ”に悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
春の代表的な4つの肌荒れ
まずは、春の代表的な肌荒れを4つ紹介します。
人により症状は異なるため「自分はどのタイプに当てはまるかな?」とチェックしてみましょう。
ニキビ・吹き出物ができる
春は「ニキビ」や「吹き出物」に悩まされることがよくあります。
なかでも、花粉症でマスクやティッシュをよく使う方は、受ける刺激が多いためニキビ・吹き出物ができやすい傾向です。
乾燥でカサカサする
冬の乾燥に引き続き、春も肌のカサつきに悩まされることがあります。
新生活が始まるにも関わらず肌が乾燥していると、化粧ノリが悪く毎日のメイクが億劫になってしまうこともあるでしょう。
痒みがある
しつこい痒みも、春の肌荒れの一つです。
この症状は花粉症の方に多く、掻けばかくほど痒みが増していきます。
肌が炎症を起こすと他の肌トラブルの原因にもなるため、たとえ痒みがひどくても掻きむしらないことが大切です。
赤みが引きにくい
春は「ニキビはないのに、なぜか肌が赤い気がする……」と悩みやすい季節です。
肌の赤みは他の肌荒れとセットで起こることが多く、そのような症状がある方は何らかの刺激により炎症を起こしている可能性があります。
春の肌荒れの4つの原因
春に肌荒れには、主に次の4つの原因があります。
- 花粉
- 紫外線
- ストレス
- 肌への刺激
それぞれ詳しくみていきましょう。
花粉
花粉症は国民の4割が患っている「国民病」とも言われていて、人によっては肌荒れの原因になることがあります。
つらい花粉症状は「目の痒み」や「くしゃみ・鼻水」だけだと思う方もいますが、実は「肌荒れ」も花粉トラブルのうちの一つです。
花粉が原因で起こる肌荒れは「花粉皮膚炎」と呼ばれていて、若い女性が発症しやすい(※)といわれています。
※参考:大正製薬
紫外線
「夏は紫外線対策をしっかりしている!」という方も多いですよね。
しかし実は、紫外線は2月頃からすでに増え始めています。
引用元:ウェザーニュース
肌に紫外線が当たると、乾燥や刺激により「皮膚のバリア機能」が低下します。
皮膚のバリア機能が低下すると赤みや乾燥の原因になるため、紫外線対策は春が始まる前からしておくのがおすすめです。
ストレス
春は、次のようなことでストレスが溜まりやすくなります。
- 新生活
- 引っ越し
- 人事異動
- 転勤・転校
人は環境が変わることでストレスを感じやすく、同時に肌荒れも起こしやすくなります。
これはストレスによる「ホルモンバランスの乱れ」が原因で、人によっては肌の乾燥やニキビがひどくなることがあるでしょう。
肌への刺激
肌荒れの原因になる「肌への刺激」とは、たとえば次のようなことです。
- ティッシュで鼻をよくかむ
- マスクをつけることが多い
- 化粧を落とさず寝てしまうことがある
花粉症で鼻炎症状がある方は、ティッシュやマスクによる肌への刺激が多くなっています。
新生活で忙しく化粧を落とし忘れることも、肌にとっては負担になる刺激の一つです。
春の肌荒れを解消する4つの方法
春の肌荒れの解消には、日々の生活に次の4つを取り入れるのがおすすめです。
- 肌への刺激を抑える
- 紫外線対策をする
- 丁寧にスキンケアをする
- よもぎ蒸しをする
それぞれ詳しく紹介します。
肌への刺激を抑える
花粉症でマスクやティッシュをよく使う方は、次の2つの方法で肌への刺激を抑えましょう。
- 天然素材のマスクを選ぶ
- 鼻周りをワセリンで保護する
化学繊維のマスクは肌への刺激が強いためおすすめできず、できればコットンのような天然素材のマスクを使うと肌荒れの防止になります。
鼻周りはワセリンで保護すると刺激を軽減できるため、鼻をよくかむ方はぜひ取り入れてみてください。
紫外線対策をする
紫外線対策には次のようなものがあります。
- 日焼け止めを塗る
- 日傘・帽子を使う
- UVカットのメガネや衣服を着用する
近年はさまざまなUVカット商品が各メーカーから販売されているため、きっとあなた好みの日焼け止めや日傘を見つけられます。
楽しく選びながら丁寧に紫外線対策をして、春のしつこい肌荒れを予防しましょう。
丁寧にスキンケアをする
春の肌荒れに悩んでいる方は、ぜひ次の3つのポイントを押さえてスキンケアをおこなってみてください。
- ケア用品は「敏感肌用」を選ぶ
- 熱いお湯やゴシゴシ洗いを避ける
- お風呂上がりはすぐに保湿をする
人によって、肌が荒れているときは「スキンケア用品」自体が刺激になってしまうことがあります。
とくにスキンケアをして“ピリピリ”と痛む方は、肌への刺激が少ない「敏感肌用のスキンケア用品」を選んで、肌の炎症を抑えましょう。
また、熱いお湯やゴシゴシ洗いは「肌に必要な油分」まで落としてしまい、肌荒れを加速させてしまう場合があります。
朝の洗顔は40℃以下のぬるま湯でおこない、お風呂上がりは敏感用のスキンケア用品ですぐに保湿をしましょう。
よもぎ蒸しをする
ストレスが原因で春の肌荒れを引き起こしている方は、ストレス緩和や美肌効果が期待できる「よもぎ蒸し」がおすすめです。
よもぎ蒸しとは「よもぎを煎じた蒸気を下半身から体内に取り入れる、韓国発祥の民間療法」のこと。
蒸気を下半身から取り入れることでよもぎ成分の吸収率が高く、女性に嬉しい次のような効果が期待できます。
☑︎美肌効果
☑︎ダイエット効果
☑︎デトックス効果
☑︎ストレスの緩和
☑︎アンチエイジング効果
☑︎冷え性の改善
☑︎生理痛の緩和
☑︎基礎体温アップ
よもぎには解毒作用がある「アミラーゼ」や、炎症をやわらげる「シネオール」などの成分が豊富に含まれています。
とくにストレスが原因で肌荒れを起こしやすい女性は、ぜひ一度よもぎ蒸しを取り入れて、他のさまざまな効果も一緒に感じてみてください。
まとめ
新生活が始まる春は、活気あふれる“自分らしい肌”でいたいもの。
肌荒れに悩まされている方は、ぜひ今回紹介した4つの方法を試してみてください。
なかでもよもぎ蒸しは、肌荒れを改善しながら新生活のストレス緩和にも役立ちます。
「春からがんばろう!」と思っているあなたこそ、ぜひよもぎ蒸しのリラックスした空間で、日々の疲れを癒してくださいね。
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