晩婚だから妊活は難しいかな。
妊娠を望むなら30代後半はNGなの?
卵子凍結は30代後半で妊活中の人に希望を与えてくれる1つの方法です。
キャリアを大切にしながらの妊活、フェムテックでも注目されている「卵子凍結」をお伝えします。
晩婚化による妊活事情
参考:UnsplashのPablo Heimplatzが撮影した写真 https://x.gd/KvOG3
キャリアとプライベートの狭間では、妊活まで想定した結婚適齢期問題があります。
参考:図表1-1-9 婚姻年齢の推移|令和2年版厚生労働白書-令和時代の社会保障と働き方を考える-|厚生労働省 (mhlw.go.jp)
初婚の平均値が晩婚で、初産の平均年齢が高齢出産に近づいている傾向にあるため、晩婚化による妊活問題で少子化が進むと問題視されています。
卵子凍結により20代後半から30代前半の妊活を想定し、このままではいけないと追い立てられたゆえの惜しまれて希望退職する問題も減らせるかもしれません。
卵子の老化時間を止める卵子凍結とは?
参考:https://x.gd/aWAZk
卵子凍結は、凍結させた卵子を子宮に戻して妊娠する妊活の1つです。
参考:PowerPoint プレゼンテーション (tokyo.lg.jp)
こちらのグラフをみても、卵子凍結をはじめる医療機関が年々増えていることがわかります。
生理1回につき1個の卵子が排卵されます。
卵子凍結では排卵誘発剤を使い、複数の卵子の採取、凍結保存が可能なので着床率があがります。
染色体異常のリスクが低く、卵巣内の卵子の数が多い20、30歳代前半の卵子の凍結で老化をストップさせておき、30代後半から40代後半で子供を産みたいと思った時に、解凍して子宮にもどせます。
良性卵巣嚢腫、子宮内膜症などの諸症状を伴う病のために、将来の妊娠に不安をもった人への不安も軽減されることでしょう。
参考:卵子・精子凍結の前に知っておくべき治療の流れと症状 | TFC 臺北婦產科診所生殖中心 (tfcivf.com)
こちらのグラフは、「凍結しておいた卵子で妊活をした時の年齢」です。
参考:PowerPoint プレゼンテーション (tokyo.lg.jp)
健康とされる方の場合、40から44歳が最も多いので、晩婚への心配もかなり取り省かれそうですね。
「卵子凍結の助成金」東京都の例
参考:https://x.gd/ztsll
卵子凍結の費用の一例はこちらです。
費用項目 | 金額(単位:万円) | 内訳など |
初診料・検査 | 3~5 | 血液、超音波、感染症の検査 |
排卵誘発剤注射 | 10~30 | 薬剤の種類や量で変わる |
採卵 | 15~25 | 麻酔費用込み |
凍結保存技術料 | 10~20 | 凍結処理と初年度保存分 |
年間保存料 | 2~5 | 2年目以降の保存(年額) |
解体・体外受精 | 30~50 | 将来併用する場合の備え分 |
参考:卵子凍結の費用・助成金と保険適用について-生殖科学医療センター (RSMC-JP) (rsmcjp.com)
トータルではこうなります。
・2年目以降:2~5万円(毎年)
東京都では、卵子凍結のための助成金制度があります。
助成金20万円!?東京に住みたいわ。
福利厚生で卵子凍結の費用の一部を会社が負担してくれる企業では、ファミリーマートなどがあるわ。
妊活の成功で従業員に喜ばれるだけでなく、社会の課題である少子化問題にも貢献しているのね。
助成金の申請は、受診、卵子凍結のあとになっています。申請の期限も確認しておきましょう。
卵子凍結による出産は9人に1人
参考:UnsplashのFuu Jが撮影した写真 https://x.gd/jmNTz
こちらは、卵子凍結で妊娠した人の割合を示すグラフです。
参考:PowerPoint プレゼンテーション (tokyo.lg.jp)
健康とそうでない場合とでは、母体の人数(n)は全然違うものの、卵子凍結での妊娠割合はどちらも約30%でした。
45歳の場合、自然分娩と体外受精においては、どちらも5%と言われている(40歳以上で妊娠は可能?30・40代の妊娠率や平均の妊活期間とは? – 株式会社ジネコ (jineko.co.jp))ことを考えれば、高いといえます。
卵子凍結で病院を選ぶ時の注意点
卵子凍結では、採卵後の保管方法は急速ガラス化法とマイナス196℃の液体窒素の2種類です。
厳守の可否までは書かれていないので、これらをもとに病院を選んでいきましょう。
・料金や手続きの十分な説明、透明性
・最新の技術や設備
・患者の口コミや評価
これらの条件を満たす病院でも妊娠が難しい場合の非常手段として台湾での取り組みがあります。
参考:国際医療情報 – 台湾生殖医学会 (tsrm.org.tw)
流産世界一の日本ですが、卵子凍結での着床率世界2位の台湾も選択肢ですね。
「世界一流産率が高い日本」30代後半は妊活適齢期!?
年齢=卵子年齢を加味した妊活で、若い卵子を採取できるのが理想です。
こちらのグラフをご覧ください。
参考:PowerPoint プレゼンテーション (tokyo.lg.jp)
右側が健康な女性を表していますが、凍結した卵子を子宮に戻し、妊活する年齢の上限は45歳と一番多くの医療機関が回答しています。
卵子移植の適齢期の上限年齢の回答で2番目に多かったのが50歳、それから 43歳と続いています。
下限年齢は18~20歳であることから、卵子凍結は20歳前後から40歳前後まで幅広く実施可能な妊活なのです。
卵子凍結をしておくことで、晩婚になっても妊娠へのリスクヘッジのおかげで焦りなく妊活にのぞめるのではないでしょうか。
女性がライフプランを考える時に忘れてはいけないこと
参考:UnsplashのXavier Mouton Photographieが撮影した写真 https://x.gd/uqSHu
こちらは、医療機関が推奨する卵子凍結するための上限年齢を表しており、ピークは40歳と答えられた医療機関が最も多く、40歳までに採取を終えたいという考えです。
参考:PowerPoint プレゼンテーション (tokyo.lg.jp)
一方で、42歳、43歳、45歳を上限年齢とされている医療機関もあることから、卵子凍結にトライできる年齢層が高いこと、広がりをみせていることを示しています。
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まとめ
卵子凍結による晩婚の妊娠は、キャリアを大事にしながらの妊活ができるだけでなく、少子化問題も解決へ向かいます。
さらなる助成金額UP、各都道府県への普及で、家計にかかわらず誰でも取り組める卵子凍結の実現を願うばかりです。
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