「不眠症が続いて、日中のモチベーションがあがらない」
「今夜も眠れないの?と考えるだけで不安になる……」
このような悩みを抱えていませんか?
不眠症が続くと、心も身体もどんどん疲れていってしまいますよね。
そのような方が少しでも楽になるように、今回は不眠症の原因〜改善方法までわかりやすく紹介します。
不眠症になりやすい人の特徴や、安眠におすすめのアロマもご紹介するので「久しぶりにぐっすり眠りたい」という方はぜひ参考にしてみてください。
不眠症の原因
不眠症には、次のような原因があります。
心の変化 | 心配ごと、悩みごと、ストレス、極度の緊張 |
身体の変化 | かゆみ、しびれ、痛み、頻尿、加齢 |
環境の変化 | 引っ越し、新しい職場、新しい寝具、騒音、部屋の明るさ |
生活習慣の変化 | カフェイン、飲酒、たばこ、薬の副作用、運動不足 |
さまざまなことが原因でストレスが溜まり、不眠症になってしまう日本人は多くいます。
なかでも女性は「加齢」とともに不眠症になりやすいため、早めに原因を改善し、健康や美容に良い環境づくりをしていくことが大切です。
不眠症は「4種類」ある
不眠症は、次の4種類に分類されます。
入眠障害 | ・入眠まで2時間以上かかる ・布団に入ってもなかなか寝付けない |
中途覚醒 | ・眠りが浅い ・夜中に何度も目が覚める |
早朝覚醒 | ・二度寝ができない ・早朝に目が覚めてしまう |
熟眠障害 | ・睡眠時間が長くても寝た気がしない |
入眠前までの時間が長い方は「入眠障害」、睡眠の途中で起きてしまう方は「中途覚醒」、朝スッキリ起きられない方は「早朝覚醒・熟眠障害」の可能性が高いでしょう。
不眠症になりやすい人の特徴
次のような特徴を持つ方は、不眠症になりやすい傾向があります。
- 真面目な性格
- 几帳面な性格
- 更年期症状に悩んでいる
真面目・几帳面な方は責任感が強く、精神的なストレスを感じやすい特徴があります。
ストレスは不眠症の主な原因となるため、上記のような特徴を持つ方は1日のどこかでリラックスできる時間をつくることが大切です。
また、更年期で不眠症になっている方は、ホルモンバランスを整えることで少しずつ改善へと導けます。
ホルモンバランスを整える方法を知りたい方は、ぜひ下記の記事もあわせてご覧ください。
不眠症の改善方法【5選】
原因を取り除く以外にも、不眠症を改善に導く方法があります。
方法は次の5つです。
- 無理に寝ようと思わない
- 毎日決まった時間に起きる
- スリープトラッカーを使う
- 安眠効果のある香りを嗅ぐ
- よもぎ蒸しを取り入れる
それぞれ詳しくみていきましょう。
無理に寝ようと思わない
眠れないことへ恐怖心があると、心身が緊張して不眠症が悪化してしまうことがあります。
不眠症状を感じて寝付けなさそうなときは、思いきって一度布団から出ても構いません。
温かい飲み物を飲んだり、安らげる音楽を聴いたりして、まずは心身の緊張をほぐしてあげてください。
毎日決まった時間に起きる
休日に寝溜めをしがちな人は、できるだけ毎日決まった時間に起きることを心がけましょう。
平日・休日かかわらず同じ時間に起きると、体内時計が正常に働き、夜に眠気を感じやすくなります。
昼間に眠くなってしまう方は、15〜30分程度のお昼寝をするとスッキリします。
スリープトラッカーを使う
「スリープトラッカー」とは、睡眠サイクルを計測できる「目覚まし腕時計」のこと。
浅い眠りと深い眠りを分析し、もっとも起きやすい「眠りが浅い瞬間」を狙って起こしてくれます。
スリープトラッカーを使えばいつ深い眠りにつけているかがわかるので、不眠症に効果的な対処法を見つけやすくなるでしょう。
安眠効果のあるアロマを嗅ぐ
安眠効果のある香りは、睡眠前のリラックスタイムにぴったり。
不眠症対策には、次のようなリラックス系のアロマがおすすめです。
- ラベンダー
- カモミール
- ベルガモット
- サンダルウッド
アロマストーンやアロマスプレーなどを使って、日替わりで香りを楽しむのも良いですね。
よもぎ蒸しを取り入れる
不眠症の改善には「よもぎ蒸し」もおすすめです。
よもぎ蒸しとは、よもぎを煎じた蒸気で下半身から身体全体を温める美容療法のこと。
全身の血流がよくなることで自律神経が整い、安眠以外にも次のような効果が期待できます。
- リラックス
- ダイエット
- デトックス
- 生理不順解消
- 冷え性
- 不妊
よもぎ蒸しをした日は、びっくりするくらい深い眠りにつけました!
という方もいるので、興味がある方はぜひお近くのサロンに足を運んでみてください。
快眠に期待できる嬉しい効果
毎日の睡眠を快適に過ごすことで、次のような嬉しい効果が期待できます。
- ホルモンバランスが整う
- 抗うつ・不安の解消
- 生活習慣病予防
- 疲労回復
- 美肌効果
午後10時〜午前2時の間は「肌のゴールデンタイム」と呼ばれ、成長ホルモンが多く分泌されることで美肌効果が期待できます。
快眠は生活習慣病の予防や抗うつ・不安の解消などにも役立つため、心身の健康のために少しずつ不眠症を改善していきましょう。
まとめ
不眠症の方は焦らず、自分のペースで症状を改善していくことが大切です。
眠れないときは無理をせず、アロマを焚いたり温かい飲み物を飲んだりして、できるだけリラックスできる時間をとるよう心がけてみてください。
よもぎ蒸しは「女性がリラックスするのに最適な空間」なため、不眠症で疲れが溜まっている方はぜひ一度試してみてくださいね。
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